人間のストレスを軽減させる「アニマルセラピー」というものがありますが、犬や猫と同じレベルで「うさぎ」も効果が高いといわれています。
うさぎを飼う人はかなり少ないイメージがありますが、実は日本国内で約75万頭も飼われています。
さらに20代の約半数の人が「うさぎを飼ってみたい」という願望があるわけですから、潜在的なニーズもかなり高いとみて良いでしょう。
実際にうさぎを飼ってみると、その癒し効果の高さに驚くはずです。
この記事では、そんな「うさぎの癒し効果やうさぎに癒される理由」について解説していきたいと思います。
うさぎの癒し効果
うさぎの癒し効果と言えば、やはり「リラックスできる」という点でしょう。
犬や猫などと同じようにリラックス効果が得られますが、その効果はナンバーワンと言っても過言ではないかもしれません。
犬は散歩が必要など労力が若干必要ですが、うさぎは猫と同じように散歩もいらないため、飼う労力が少なくて済みます。
ニオイも少なく鳴くこともないので、猫よりも手はかからないかもしれません。
そのため、単純に癒し効果だけを得ることができ、リラックスできる環境を提供してくれるわけです。
うさぎに癒される理由
それでは、いったいなぜこれほどうさぎが癒される存在なのか、より具体的に挙げていきましょう。
①モコモコしていて可愛い見た目
うさぎを飼っていなかったとしても、うさぎカフェに定期的に行って癒されている人も意外と多いのではないでしょうか?
ペットはどんな種類でも可愛いですが、うさぎはその中でもトップクラスに可愛いですよね。
・クリクリの美しい目
・ピンと立った耳
・モコモコしている体
・ピクピクと動く鼻
挙げればキリがないほど見た目の可愛い部分があり、1日中見ていられるという人も多いはずです。
仕事などで心身ともに疲れていたとしても、うさぎを10分~20分でも眺めていればそれだけで癒されて元気が湧いてきます。
なぜうさぎはこれほど見た目が可愛いのか。
その理由は、「草食動物であるから」です。
犬や猫を含む一般的な動物は、大人になるにつれて精悍な顔つきに変化していきますよね。
しかし、うさぎの場合は大人になっても(高齢になっても)どこか幼さの残る顔つきのままです。
これは草食動物の特徴の1つとなっていて、飼い主さんは何年飼ってもずっと変わらぬ可愛さを堪能できるのです。
②ツンデレさ
あまり広く知られていませんが、実はうさぎはツンデレです。
もしかしたらツンデレペットとして有名な猫よりもツンデレ具合は大きいかもしれません。
飼い始めの頃は飼い主さんの近くでのんびりする姿はあまり見られませんが、懐いてくると徐々に距離が縮まってきます。
それでも基本的には警戒心の強い動物であるため犬のようなベッタリではないのですが、たまに飼い主さんにベッタリとくっついてくることもあるのです。
その甘えた姿と普段の姿とのギャップにやられる人もかなり多いといえます。
まさにツンデレマジックというものですね。
③撫でられる時の表情
うさぎは人間に撫でられるのがとても好きな動物です。
撫でられたい時に近づいてきて、飼い主さんの指をツンツンとつついてくることもあります。
また、上目使いでじっと見つめてアピールする子もいます。
撫でられている時は、全身脱力状態となり、目を瞑ります。
その幸せそうな表情を見れば、間違いなく癒されるはずです。
大抵のうさぎはそのまま眠りについてしまいます。
④毛繕いが可愛い
うさぎが行う毛繕いも、癒される大きな理由の1つでしょう。
両手で耳の先を持ち口に持ってきて毛繕いをする「ティモテ」も可愛いですし、背中を毛繕いするために体を捻るその仕草も可愛いです。
長時間毛繕いするのはストレスや栄養不足などが原因である可能性があるため要注意ですが、たまに行う毛繕いは単純に癒される時間として見ていられます。
うさぎを飼うことを検討してみよう
ここまでの解説を読んで、「うさぎ飼いたいなー」という気持ちが強くなったならば、ぜひとも前向きに検討してみましょう。
年間にかかるエサ代とおやつ代は約3.7万円程度ですし、夏場や冬場の温度管理さえしっかりとしておけばOKです。
散歩も行く必要がないため、忙しい人にも最適です。
ただし、学校や仕事などで泊りの多い飼い主さんは、家族や友人に預けられるかを確認してから飼うようにしましょう。
まとめ
今回は、「うさぎの癒し効果やうさぎに癒される理由」について解説してきました。
うさぎはその見た目の可愛さや仕草、ツンデレ具合、撫でられる時の表情、毛繕いなど癒されるポイントがたくさんあります。
飼える環境にある人は、ぜひ本格的に検討してみてもらいたいですし、飼えない環境の人もうさぎカフェに定期的に通ってみましょう。
きっと日々のストレスを癒すことができますよ。